京都芸術センター舞台芸術賞2009 参加作品
KUNIO06『エンジェルス・イン・アメリカ−第1部 至福千年紀が近づく

1993年度のトニー賞ピュリツァー賞に輝き、ロンドンのナショナル・シアターが「二十世紀の最も偉大な戯曲10本」のひとつにも選んだトニー・クシュナー作『エンジェルス・イン・アメリカ』。
「国家的テーマに関するゲイ・ファンタジア」という副題も持つ本作品は、エイズ/同性愛/政治/宗教/人種差別など1980年代アメリカのアクチュアルな社会問題をリアリズムとファンタジーが交錯する中で描いた傑作
1部と2部の合計上演時間が7時間に及ぶこの大作のうち、「第1部 至福千年紀が近づく」を杉原邦生演出により上演する。

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作=トニー・クシュナー
翻訳=吉田美枝
演出・美術=杉原邦生

出演=田中遊
出演=澤村喜一郎ニットキャップシアター
出演=坂原わかこ
出演=田中佑弥
出演=松田卓三尼崎ロマンポルノ
出演=池浦さだ夢男肉 du Soleil
出演=藤代敬弘
出演=森田真和尼崎ロマンポルノ

舞台監督=清水忠史 照明=魚森理恵 音響=齋藤学 映像=竹崎博人 衣裳=清川敦子 衣裳助手=友野美奈子
小道具=アナコンダちゃん 美術部=泉沙央里, 坂田奈美子 演出素助手=三ツ井秋 制作=土屋和歌子

協力=尼崎ロマンポルノ, 男肉 du Soleil, 京都造形芸術大学, シバイエンジン, ニットキャップシアター
京都芸術センター制作支援事業
○共催=京都芸術センター
◎主催=KUNIO


【公演日時】
2009年19日()13:00・18:0020日()15:00
*上演時間は休憩を含め約3時間30分を予定しております。
*未就学児童の入場はご遠慮ください。
*演出の都合上、開演後の途中入場は制限させていただく場合がございます。
*開場は開演の30分前、受付・当日券の販売は開演の45分前より開始いたします。
 


【会場】京都芸術センター フリースペースHP


【チケット料金】全席自由・日時指定
一般前売=2,700
学生&ユース(25歳以下)前売=
2,200

*当日券は300円増
*学生&ユースのお客様は当日受付にて証明証をご提示ください。


【チケット取扱】
●電子チケットぴあ TEL=0570-02-9999[Pコード=397-848]
●京都芸術センターチケット窓口(10:00〜20:00/直接販売のみ)


本日20日(土)15:00の回の当日券はキャンセル待ちとなります。
※キャンセル待ちの整理券の配布は受付開始の14:15から行います。


【チケット発売】
2009年日(日)10:00〜


【お問合せ】
KUNIO
(制作担当・ツチヤ)
TEL・FAX=075-712-6004 MAIL=kunio@mb.vis.ne.jp
KUNIO'WEB=http://www.kunio.vis.ne.jp/




1985年ニューヨーク。レーガン大統領の時代。
連邦控訴裁判所の書記官ジョーは、法曹界の黒幕ロイ・コーンからワシントンで司法省の仕事をしないかと持ちかけられるが、妻のハーパーは同意しない。
ハーパーは夫への不満から精神安定剤にたより、現実と幻想の世界を行き来している。
ジョーと同じ裁判所のワープロ係、ユダヤ人でゲイのルイスは、恋人のプライアーからエイズであることを告白される。
エイズへの怖れから、ルイスは罪悪感を抱きながらもプライアーのもとを去ってしまう。
その後、ルイスは裁判所のトイレで知り合ったジョーに次第に接近していく。
実は、ジョーも自身の同性愛的嗜好に気付いてはいるが、同性愛を認めないモルモン教の信者である彼は、妻にさえその事実を隠し苦悩しつづけていた。
ロイ・コーンも自身が同性愛者であることを社会的に隠し続けているが、ある日、主治医からエイズであることを宣告される。
一方、病床のプライアーのもとには天使の声が届くようになり−。



■作=トニー・クシュナー[TONY KUSHNER]
戯曲作家、詩人、小説家。左派の政治活動家。1956年アメリカ、マンハッタン生まれ。ルイジアナのレイク・チャールズで育ち、現在はニューヨークに在住。
コロンビア大学で学士号、ニューヨーク大学でアーツ・シアター・プログラム修士号を取得。
『エンジェルス・イン・アメリカ』の登場人物であるルイスのように、自身もユダヤ系アメリカ人で同性愛者。1985年、戯曲『A Bright Room Called Day(昼という名の明るい部屋)』で劇作家として注目を浴びる。その他、主な代表作に『Slavs!(スラブ人)』、ミュージカル『Caroline, Or Change(キャロラインと引き換えに…)』など。
本年4〜6月には、彼の功績をたたえる演劇祭「トニー・クシュナー・セレブレーション」がアメリカ・ミネソタ州のガスリー・シアターで開催され、注目の新作が公開された。
また、映画『ミュンヘン』(監督:スティーヴン・スピルバーグ)の脚色を担当するなど、その活動は幅広い。

■演出・美術=杉原邦生[KUNIO SUGIHARA]
1982年東京都生まれ。神奈川県茅ケ崎育ち。京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 博士課程 在籍。EXILEファンクラブ“EX FAMILY”会員。
特定の団体に縛られず、様々なユニット/プロジェクトでの演出活動を行っている。人を喰ったような生意気さとポップなバランス感覚を兼ね備えた演出が特長。
2004年、自身が様々な作品を演出する場として、プロデュース公演カンパニー“KUNIO”を立ち上げる。2008年、伊丹市立演劇ホールAI・HALLとの共同製作事業“Take a chance project”アーティストに選出され、同年2月KUNIO03『椅子』(作:E・イヨネスコ)、2009年1月KUNIO05『迷路』(作:F・アラバール)を上演。
歌舞伎上演の新たなカタチを模索するカンパニー“木ノ下歌舞伎”には、2006年5月『yotsuya-kaidan』(作:鶴屋南北)の演出をきっかけに企画にも参加。これまでに3作品を演出。
その他主な演出作品に、2009年4・5月キレなかった14才・りたーんず『14歳の国』(作:宮沢章夫)、2006年6月teuto vol.4『ソーグー』(作:吉澤祐太/振付:芦谷康介)など。
こまばアゴラ劇場主催の舞台芸術フェスティバル〈サミット〉ディレクターに「冬のサミット2008
」より就任。任期は2年間。



■プロデュース公演カンパニー“KUNIO”
杉原邦生が既存の戯曲を中心に様々な作品を演出する場として、2004年に立ち上げる。俳優・スタッフ共に固定メンバーを持たない、プロデュース公演形式のスタイルで活動。
これまでに2004年6月『ペリカン家の人々』(作:ラディゲ)、2006年12月『ニッポン・ウォーズ』(作:川村毅)、2008年2月『椅子』(作:E・イヨネスコ)、2008年10月『百三十二番地の貸家/犬は鎖に繋ぐべからず』(作:岸田國士)、2009年1月『迷路』(作:F・アラバール)を上演。